第19回 「日本で最も美しい村」美瑛 丘のまちびえいフォトコンテスト 入賞作品の発表!
【 2022年04月07日 】

第19回「日本で最も美しい村」美瑛 丘のまちびえいフォトコンテスト

 

■審査を終えて  前田晃
第19回目を迎えて、今回も力作・意欲作がたくさん揃いました。審査会場に並べられた応募作を一覧して、また一段レベルが上がったように感じました。今までにない作品も多々入賞し、充実した審査会となりました。
風景写真には色々な要素があります。色彩や形、光と影、季節や時間、風や匂いなど、人が五感に感じるすべてのものがその要素といってもいいでしょう。風景と相対した時、その要素の何に主眼を置くかで、写真表現も変わってきます。上位入賞作を見てもらえば判るように、どの作品も写真としての狙いがはっきりしています。多くの要素の中から、表現意図を持って、狙いを絞ることこそ重要だといえるでしょう。上位入賞作の寸評を添えましたのでご参照下さい。

美瑛の丘は、類いまれな地形に恵まれ、メリハリのある季節の中で、さまざまな出合いを用意してくれます。その出合いを生かすことこそ、風景写真の面白さであるといえるでしょう。出合いの醍醐味を満喫しつつ、今後共ぜひたくさんの作品を当コンテストに応募していただければと願っています。

  

 

■グランプリ(1点)

 

「白虹日和」 平澤 勇斗さん

 

白虹は、霧の時に現れますが、通常の虹のように七色にはならず、白色の円弧を描きだします。
朝霧の上がり際に現れたその白虹をうまく取り入れながら、豆畑の収穫作業が、生き生きと描かれています。農作業を手伝いながらの撮影ということですが、そうでなければなかなか撮れない写真ともいえるでしょう。中央下に撮影者自身の影が入っていますが、目立たぬよううまく工夫しました。

(前田晃)

 

 

■準グランプリ(2点)

 

「緑の丘」 土橋 平哉さん

 

青池人気とともに「BIEI BLUE」という言葉も認知度が高まりつつありますが、
この作品はさしづめ「BIEI GREEN」ですね。緑色主体の写真は、平板になりがちですが、
逆光の光線状態をうまく生かして、印象的な作品に仕上げています。
連なる緑の中のトラクターも効果的です。

(前田晃)

 

 

「神秘の美瑛岳」 横江 憲一さん

 

3月中旬、日差しは多少春めいてくるものの、まだ寒さ厳しい時期です。
その時期の美瑛岳の鋭峰を長秒露出で捉えて、見事です。
山の上部の空が緑色を帯びて、オーロラを思わせるところも秀逸です。
ちなみに星座は、白鳥座だそうです。
星々の軌跡や山肌の質感なども、ディテール豊かに再現されていて、申し分ありません。

(前田 晃)

 

 


■入選(4点) 

「雲海の波」 斉藤 恵一さん

 

葉が落ち収穫を待つばかりの豆畑と谷間に漂う朝霧が、美瑛の秋を伝えてくれています。
刻一刻と姿を変える朝霧を、バランスに配慮して描くのは、思いのほか難しいものです。
それに成功しているのは、土地を知り尽くした作者の日々の努力があるからでしょう。
素敵な作品です。

(中西敏貴)

 

 

「彩雲と影」 近藤 俊六さん

 

マイルドセブンの丘は撮影ポイントして人気の高い場所です。
特に冬季はこんもりとしたカラ松林越しに日が沈むので、絶好の被写体となってくれます。
この場所の作品も数多くのエントリーがありましたが、この「彩雲と影」は太陽と影だけではなく、美しい彩雲が目にとまります。
林の中央に太陽を配置させ、彩雲の形も良いですね。
絞り値も的確だと思いますし、作品としても観光写真としても優れた作品に仕上がっています。

(菊地晴夫)

 

 

「夕暮れの丘」 木村 実さん

 

コンテストには夕焼けや朝焼けの写真は数多くエントリーされます。
ただし、モティーフが自然現象ということと審査員が見慣れていることもあり、なかなか入賞まではいかないものです。
しかし、この夕暮れの丘は見事なまでの夕焼けで圧巻でした。
空全体が真っ赤に焼けており、また雲の表情も動きがあって良いですね。
丘に立つ一本の木も良いポイントになっています。
シーズンに一度あるかないかの夕焼けを、見事に射止めた作品といえると思います。

(菊地晴夫)

 

 

「初雪の赤羽」 渡辺 英幸さん

 

数々の名作が撮られた赤羽の丘へと続く道。現在は手前の林が無くなり異なる光景になり
ましたが、往時の風情が素敵に表現されています。美瑛という土地の最大の特徴でもある
丘と木々が織りなす風景は、こうした風情の積み重ねで成り立っていることを教えてくれ
ます。

(中西敏貴)

 

 


■特別賞(6点)

「紅葉と初雪」 天野 良三さん

 

 

「黄金の夏」 鈴木 拓磨さん

 

 

「冬の使者」 神保 吉数さん

 

 

「見守るオプタテシケ」 三上 彰一さん

 

 

「朝日と霧の中で」 高橋 昭夫さん

 

 

「収穫の秋」 斉藤 均貴さん

 

 


第19回 丘のまちびえいフォトコンテスト審査について


応募総数 319点  応募人数 88名


(審査)

委員長    写真家:前田 晃氏

委員     写真家:菊地 晴夫氏 委員 写真家:中西敏貴氏 

           

観光協会三役他

 

今年も沢山のご応募ありがとうございました。


写真・映像撮影にあたってご協力ください

 丘のまち美瑛は、十勝岳連峰を背景とした雄大な自然と農業生産の場である広大な畑、山林等が一体となり季節ごとに変化するパッチワークのような農業景観そのものが観光資源となっています。丘の個性あるれる農業景観をつくり出し、保全しているのもこの地域で暮らす農業者の皆さんです。

 丘の景観を楽しみ、この地域で写真・映像を撮影される方々に、農業者の生産活動を妨げるような行為を慎んでいただきますようお願いいたします。また、写真や映像を撮影する際は、互いに譲り合い、マナーとルールを守って下さい。

 撮影マナー・ルール (NPO法人写真映像協会)


※本年度の上位3作品の展示発表は 2022年11月上旬 ビエールギャラリーにて予定しています。詳細決まり次第 改めてお知らせいたします。

▽なお、過去グランプリ受賞作品の展示会様子はこちら(第18回上位3作品の発表含む)

▽過去の発表はこちら▽

第18回丘のまちびえいフォトコンテスト作品発表

美瑛町の魅力をご紹介します