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第21回「日本で最も美しい村」美瑛 丘のまちびえいフォトコンテスト 入賞作品の発表!

2024.04.03

■審査を終えて  前田晃

第1回目の「丘のまちびえい フォトコンテスト」は、2004年に開催されました。本年2024年は21回目となります。初期コンテストの眼目は、美瑛町の観光ポスターに使う写真を公募することでした。当時はフィルムの時代でしたが、傑作が毎年グランプリを獲得し、実際にポスターが制作されました。ポスターの部と一般の部の2部門を設けていたのは、2008年の第5回までだったと記憶しています。
そのことをふと思い出したのは、今回の上位入賞作を見て、どれもポスターに向く写真だなと思ったからです。特にタテ位置の2作品は、面白いポスターになりそうです。各評を添えましたので、詳しくはそちらをご覧ください。
ここ数年感じていることですが、20年前と比べると応募作全体のレベルは、はるかに高くなっていると思います。自家プリントも以前のように彩度やコントラストを上げすぎて、不自然に見えるものも少なくなりました。全般に大変きれいな仕上りになっています。
内容的にも、定番写真ばかりでなく独自の視点で捉えた写真も目立つようになりました。ただ、美瑛の丘には、もっと多彩な表情があります。そんな一瞬を切り取った写真を、ぜひ応募していただければと、願っています。また関係者一同、より多くの作品が集まるよう、今後も努力していきたいと思っています。


■グランプリ(1点)

「五稜の夜明け」 東倉 祐治さん

タテ位置で捉えた晩秋の朝の風景が秀逸です。丘の風景は、ヨコ位置で広がりを生かす撮り方が一般的で、また撮りやすいものです。敢えてタテ位置を選び、丘の連なりを画面の中にうまく構成しました。暗部の名残の紅葉が、ほど良いアクセントになっていて見事です。総評で述べたように、ポスターにしてみたくなる写真です。暗部に白ヌキ文字を入れて、瀟洒なポスターができ上ることでしょう。

(前田晃)


■準グランプリ(2点)

「Going home」 安彦 嘉浩さん

フィルムでは撮れない写真です。感度を上げて、速いシャッタースピードで切れるデジタルの利点をうまく生かしています。親子の鹿でしょうか?先頭の親鹿が飛び跳ねた瞬間を絶妙のタイミングで捉えています。美瑛の丘は時に童話のような風景を見せてくれますが、この写真も、物語の一場面のような詩情を感じさせます。

(前田晃)

「優しい朝」 鈴木 琢磨さん

初冬の朝の風景が、タイトル通り優しく表現されていて魅力的です。薄く漂う朝霧のベールが何ともいえない風情を感じさせます。点在する林や木立がバランス良く配されていて、画面に安定感を与えていることも特筆すべき点です。右側の林の間の霧が、薄く光芒を放っているのも、とても良いアクセントになりました。

(前田晃)


■入選(4点)

「雪を待つ畑」 土橋 平哉さん

この写真を見た方はぜひ行きたいと思う美瑛に相応しい風景です。一つ付け加えるとしたなら山の雪が露出オーバーにならぬ様、+0.3ほど補正する事により下部の影が薄くなり良かったのでは

(黒川政司)

「冬が来る前に」 川浪 義光さん

両サイドの岸まで入れポスターなどにも使用できる様に縦一の撮影でも良かったと思います。露出は川の色も良く出ていますが、シャッター速度を2段階ほどあげて切れば白い部分が少なくなり水の青い色が広くなり良かったと思います。目の付け所が良いです。次回も期待しております。

(黒川政司)

「シーズン イン」 小林 慎子さん

芽吹きの早春を狙った作品で、うねる丘に春耕の畝模様が描かれ遠近感を感じられます。
秋まき小麦の緑と耕された土の茶色のコントラストが美しいです。また、背景の険しい芦別岳が
作品に迫力を加えています。トラクターがもう少し主張した位置にあれば、さらに良かったと思い
ます。

(阿部俊一)

「雲海の上に」 横江 憲一さん

雪渓の迫力と流れる雲の曲線が相まって魅力的に表現されています。
山と雲のバランスが均等なので、雲海をもう少し多めに写すと良いでしょう。

(阿部俊一)


■特別賞(6点)

「Sunset  Pink」 天野 良三さん

「染まるオプタテシケ」 洞筒 雄太さん

「春のおとずれ」 藤澤 敏江さん

「広い世界」 山口 真喜さん

「晩秋」 天野 留美子さん

「夏雲湧く午後の丘」 鈴木 伸一さん


第21回 丘のまちびえいフォトコンテスト審査について

応募総数 177点  応募人数 47名

(審査)

委員長    写真家:前田 晃氏

委員     写真家:黒川政司氏 委員 写真家:阿部俊一氏

観光協会三役及び理事

今年も沢山のご応募ありがとうございました。


写真・映像撮影にあたってご協力ください

丘のまち美瑛は、十勝岳連峰を背景とした雄大な自然と農業生産の場である広大な畑、山林等が一体と

なり季節ごとに変化するパッチワークのような農業景観そのものが観光資源となっています。丘の個性

あふれる農業景観をつくり出し、保全しているのもこの地域で暮らす農業者の皆さんです。

丘の景観を楽しみ、この地域で写真・映像を撮影される方々に、農業者の生産活動を妨げるような行為

を慎んでいただきますようお願いいたします。また、写真や映像を撮影する際は、互いに譲り合い、マ

ナーとルールを守って下さい。

撮影マナー・ルール(NPO法人写真映像協会)

※本年度の上位3作品の展示発表は、2025年1月 ビエールギャラリーにて予定しています。詳細決まり 次第改めてお知らせいたします。 ▽過去の発表はこちら▽ 第20回丘のまちびえいフォトコンテスト作品発表